アーモンドトースト物語Almondtoast Story

  • アーモンドトースト物語

アーモンドトーストの始まり

モーニングの定番、アーモンドトースト

モーニングといえば名古屋が有名なのは広く知られていると思いますが、私たちが生活する兵庫県にもモーニングの文化があります。とりわけ姫路市を中心とした播州地区の喫茶店のモーニングに欠かせないメニューが、アーモンドトーストです。

アーモンドトーストとは、マーガリンに粉状(プードル)と粒状(ダイス)のアーモンドと砂糖を混ぜたものを食パンに塗って焼きあげたアーモンドの風味が特徴のトーストです。
パンにたっぷりと塗って焼いていただくと甘い香りが漂い、食べると香ばしさと甘さが口の中いっぱいに広がってゆきます。素朴で優しい味わいは飽きることのないおいしさです。

アーモンドトーストがいつからモーニングの定番になったのかは定かではありませんが、約40年前にはメニューに登場し始めていました。

アーモンドトーストの始まり(修正版)

アーモンドトーストの起源に関しては確かな文献が残っている訳ではありませんし、当時のことを知る人も少なくなってまいりました。記憶を辿り、証言をつなぎながら回顧録のような形で記しておきます。

最初にアーモンドトーストと当社が出会ったのは、当時の姫路市青山にあった喫茶店の経営者と一人の営業マンの間での出来事です。 女性経営者は洋菓子店から、アーモンドとマーガリンを混ぜ、パンに塗って焼くと美味しいよと教わり、メニューに取り入れたそうです。

営業マンはそのレシピを教わり、社に持ち帰りました。

その後、お店は姫路市大津区に移転するのですが、この頃から社内で評判になっていました。
おいしいという口コミは社員から社員へ、社員からお得意先へ拡がりをみせ、美味しさに感動したお得意先がメニューに取り入れるようになり、その数は増えていきました。

最初にこのメニューと出会った営業マンは姫路市西部を担当する部署だったことから、アーモンドトーストの最初の拡がりはレシピを教えていただいた姫路市大津区と姫路市広畑区を中心とした地域でした。
当初のレシピでは、無塩マーガリンを使用するとのことでしたので、今でも同地域では無塩マーガリンを使用されているお店が多いようです。

その後どんどん拡がりをみせたことから、当社でもマーガリンと混ざりやすい、食感が良いなどの大きさにアーモンドをカットしてもらい、アーモンドトースト用のアーモンドの開発に至りました。

姫路のご当地グルメから全国区へ

素朴でやさしいおいしさが人気のアーモンドトーストですが、姫路のご当地グルメとして定着し、姫路近辺にお住まいの方にはアーモンドトーストが日本全国どこにでもあると思われている方がいらっしゃる一方で、他都道府県から来られた方は全くご存じないのにも驚きました。

そんなアーモンドトーストが一躍注目を浴びる出来事がありました。2010年の8月、テレビ番組「秘密のケンミンSHOW」でアーモンドトーストが当地にしかない兵庫ケンミンの秘密として取り上げられたのです。私達にしてみれば当たり前のように接していたものがこの地域にしかないご当地グルメだったのには摩訶不思議な出来事でありましたが、考えてみれば私達がレシピを持って案内、営業した結果ですから私達の商圏以外の方がご存知ないのは当然かもしれません。それ以降全国的に人気を博し、遠くからアーモンドトーストを食べるために姫路を訪れる方が増えてきました。 そして、インターネットを含む色々なところで販売されるようになりました。